第3回 明解!! 整形外科 SSI 対策
詳細は、下記イベントページをご確認ください
https://peatix.com/event/1746682/
第3回 明解!! 知っておきたい 整形外科 SSI 対策のご案内
日時: 令和3年11月27日(土曜日)14:00 – 19:30
主催: 一般社団法人 OrthoSupport (ZoomにてWEB開催)
~ プログラム ~
~ プログラム ~
司会: 溝口 博重 OrthoSupport 事務長
演者: 山田 浩司 先生 中野島整形外科 院長(講師紹介)
対象: 整形外科、ICT(Infection control team)、研修医、看護師、薬剤師
【講演1】14: 00 –15: 00『整形外科の予防抗菌薬投与(全身と局所)』
【講演2】15: 00 –15: 30『術野汚染菌の特徴を理解しよう!』
〈 Discussion と 休憩 30分 〉
【講演3】16: 00 –16: 45『術中の術野汚染対策』
【講演4】16: 45 –17: 30『術前・術後のSSI対策』
〈 Discussion と 休憩 30分 〉
【講演5】18: 00 – 19: 20 『 最新テクノロジーとハイリスク患者のSSI対策』
(共催:ジョンソン・エンド・ジョンソン)
19 : 20 – 19 : 30 全体discussion
※ お好きな飲み物、食べ物をご用意いただき、リラックスしてご参加ください
※ 先着順で受け付けております。ご参加いただける人数に限りがございます。お早めにお申し込みください。
※ 【受講料】 医師:8000円、コメディカル・研修医 5000円
主催:一般社団法人OrthoSupport
整形外科医だけでなく、Infection control teamや研修医の皆様を対象とした、初学者向けのコースです。
国内外の様々なガイドライン作成に関わり、2020年夏に11か国、300名以上の専門家が参加したAsia Pacific向けの講演で、Net Promoter Score 100点(満点)を獲得した 講師による 「SSI対策セミナー」です。“整形外科領域のSSI対策”を考えるうえで、是非 押さえておきたい基本的な知識を、土曜日半日の短期集中で、網羅的に学習できます。
SSIは様々な要因で起こります。単一の対策ですべてのリスクはカバーできません。術前、術中、術後それぞれのシチュエーションで、正しく対応していく必要があります。そして、これは1時間程度の講演では網羅できません。
本セミナーは、通常のスポンサー主催型のセミナーと異なり、利害関係にとらわれず感染予防に積極的にかかわってきた自身の臨床経験から、必要な情報を必要なだけ、過不足なく十分に時間をかけて共有させていただきます。これまで、国内外の様々なガイドライン作成に関わらせていただいた経験を活かし、SSI対策におけるもっとも基本的な考え方を、世界的視点から国内事情にも配慮しつつ お届けいたします。
学会等ではなかなかお話できない“ここだけの話”、明日からすぐ実践で使えるようなテクニックなど、臨床で差の出る内容を中心にご紹介させていただきます。
本コースは、初学者向けに設定していますが、すでにご活躍の先生方にとっても、知識の整理を行っていただくうえで最適なプログラムになっています。
自室でくつろぎながら、アットホームな雰囲気で、一緒に 楽しく共有できればと思っております。
皆様のご参加をお待ちしております。
OrthoSupport Executive Consultant 山田浩司
問い合わせ: 一般社団法人オルソサポート 事務局
申込お問い合わせ:info@izakura.jp 担当:溝口
〒114-0023
東京都北区滝野川5-41-3 TKビル6F
TEL 03-5980-7281
FAX 03-5980-7310
■第1回 明解!! 整形外科 SSI 対策セミナー参加者の声
□手術室看護師 Aさん
「明解!!知っておきたい整形外科SSI対策」のセミナーに参加しました。
セミナー紹介文の「通常のスポンサー主催型のセミナーと異なり、自身の臨床経験から、必要な情報を必要なだけ、過不足なく十分に時間をかけて共有」という点に惹かれ、応募しました。
いくつもの国内外のガイドラインに関わってきた山田先生だからこそ、ガイドラインとはどういうものか、そして実臨床での感染対策に必要なのはガイドラインだけではないというお話しは、納得尽くしでした。
「明解!!知っておきたい整形外科SSI対策」は、私のような看護師でも理解しやすく構成されており、テキスト、のちの動画配信付きで、まさしく“過不足なく十分な”セミナー5時間はあっという間に過ぎました。
別のセミナーにも是非参加させていただきます。ありがとうございました。
□整形外科医 Cさん
今まで受けてきたSSI関連の講義は時間の制限上、テーマがどうしても限定されていました。今回の講義では、リスクファクターやその予防法、予防的抗菌薬の投与法、実際SSIが生じた場合の対策や最新の知見などたくさんのテーマをたった一日でレビューしてもらい、個々のテーマの関連性を習得することができて大変勉強になりました。また機会があれば是非とも受けたいと思っています。
□整形外科医 Dさん
SSI予防に関わる様々なテーマが網羅され、あっという間でした。個人的には貸出器械(LI)の問題が気になりました。我々の目の届かないところでも、いろいろ問題が起こっていることが分かり、とても勉強になりました。長時間のご講演、本当にお疲れさまでした!
□整形外科医 Eさん
オルソサポートSSIセミナーを遅ればせながらオンデマンドでご視聴させて頂きました.明日から直ぐに取り組めることも多く,毎日の臨床に役立てる内容が充実しており,大変勉強になりました.ありがとうございます.
□薬剤師 Aさん
術後感染症の撲滅を目指す「Ortho Support」。
WEBセミナーは3部構成になっており、いずれもOrthoSupportのExecutive Consultantである山田浩司先生のpearlとpassionが溢れんばかりに散りばめられた内容となっている。
山田先生は、「整形外科感染対策における国際コンセンサス」など内外の様々なガイドラ
イン作成に関わり、2020年夏に11か国、300名以上の専門家が参加したAsia Pacific向けの講演で、Net Promoter Score 100点(満点)を獲得するなど、実力と世界的人気を兼ね備
えた整形感染症領域の第一人者である。
Ortho Supportのメインコンテンツは、言うまでもなく「知っておきたい 整形外科 SSI 対
策」である。術後感染症をどのように治療するかは重要な課題だが、SSIを予防できれば
、それは最も医療の質の向上に寄与する。
SSI対策は、術前、術中、術後それぞれのシチュエーションで、正しく対応していく必要
がある。SSIが続発すると、がむしゃらに消毒や洗浄を繰り返したり、なんとなく抗菌縫
合糸やドレープを使用したりしてもコストだけが増えて、効果はあがらない。MRSAが怖
いから周術期抗菌薬にバンコマイシンをルーチンに使用したり、術後に何日も抗菌薬を継
続したりすれば不適切使用だと批判されてしまう。
また、原因菌によって実施すべき対策が異なることはご存じだろうか。自施設のSSIが
MRSAなのか、あるいは緑膿菌なのか、原因菌を把握し、原因菌ごとの対策の有用性につ
いて、レクチャーを通して知ることができる。
SSI対策の多くは、単一ではその効果が現れにくく、ときに無頓着になりがちだが、有用
な対策を束にしてSSIバンドルで実施することの有用性は多くの手術現場で取り入れるべ
きである。SSIの原因菌としてMRSAは最も厄介で難治な細菌であり、折角入れた人工関
節やインステュルメントにMRSAが感染してしまうことは、なんとしても避けたいもので
ある。残念ながら日本はSSIの原因菌としてMRSAが比較的多い国であるが、山田先生の
バンドルはMRSAによるSSIを数年間に渡ってゼロに抑えるという驚異的な実績を残して
いる。